この中で、加藤官房長官は「ワクチンパスポート」について今月26日から市区町村で申請の受け付けを開始するとしたうえで「当分の間、日本から一部の国や地域へ渡航する際に発行するもので、申請時にはパスポートの提示を求める。どの国や地域への渡航時に活用できるかは、今後、外務省のホームページで随時公表する」と述べました。
一方、加藤官房長官は「『ワクチン接種をした方に対する優遇措置をどうするか』という議論があることは承知しているが、接種は国民の判断に基づいて実施されることが大事で、接種の強制や、接種の有無によって不当な差別が生じることは適切でない。優遇措置などに関しては、こうした点も踏まえて、検討していくことは必要だ」と指摘しました。